理事
GONZAよりご挨拶
温かく包容力のある歌声と存在感で歌の魂を届けるソウルシンガー。
多くのバンド活動とスタジオワークを経て、亀渕友香&Voices Of Japanのメンバーとなる。現在はパワーコーラス青森、パワーコーラス弘前、パワーコーラス大館103、千葉、横浜など日本各地にてクワイアの指導にあたりながら、ボイストレーナー、ライブ活動と幅広く活躍中。
1997年、忘れもしないクリスマスの日、アルバイト先のBarでゴスペル曲を含むクリスマスソングを歌わせていただくご縁がありました。その際に「歌手」として紹介された私の肩書きが「ゴスペル・シンガー」だったのです。
ステージが終わった後、外国人のお客様に声をかけていただきました。「あなたの声は素晴らしい、神様から与えられた贈り物ね。」と言っていただきました。「ところで、あなたはクリスチャンよね?」の問いに、自分はノンクリスチャンであることを伝えると、「あなたは、ゴスペル・シンガーを名乗ってはいけない」と助言してくださいました。その日を境にクリスチャンでない私が「ゴスペル・シンガー」を名乗ってはいけないことを知りました。そこで、ノンクリスチャンの私は、果たして「ゴスペル」を歌っていいのか?その事に悩み苦しむことになったのです。(「ゴスペル・シンガー」とは教会活動をしている方の事をいう)
ソウルシンガーとしての私の原点は生まれ故郷である秋田にあります。仕事で多忙な両親に代わり祖母と一緒に過ごす時間の多かった私は、祖母の「ご詠歌(ごえいか)*」を聞いて育ちました。2歳前には祖母たちを真似て私も「ご詠歌」を歌い始め、周囲の大人たちから褒められるのが嬉しくて、行く先々で歌っていました。それが今の私の原点であると感じております。
今から数年前、木島タロー氏と出会い、「パワーコーラス」というものの存在を知ることにより、私自身が長い間思い悩んでいたことがストンと自分自身の中におさまったような気がしました。パワーコーラスは「生きるための歌」であり、人々は元気になり、勇気や力を分け与えられます。「ゴスペル」という名称は教会活動をされている皆さまにお返しし、日本人として教会の「ゴスペル」曲を大切に歌わせていただきたい、それ以外の曲も、「生きるためのエネルギーとなる歌」として「パワーコーラス」を広げていきたいと思っております。
*「ご詠歌(ごえいか)」とは、仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、旋律(曲)に乗せて唱えるもので、日本仏教において平安時代より伝わる宗教的伝統芸能の一つ。
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